【グラフィティの意味】マニアが徹底解説!意味や種類・目的とは【ストリートアート】

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グラフィティとは?意味や種類、目的をマニアが分かりやすく解説します

街でよく見かけるグラフィティは、なんとなく存在は知っていても、種類や目的、意味が分かる方はかなり少ないです。

今回は自称大のグラフィティ好きの僕がグラフィティの意味、種類、目的を徹底解説します。

そもそもグラフィティの意味は?

グラフィティはざっくり簡単に言えば「街に描いてある落書き」を指します。

何が書いてあるか分からないその落書きは、基本的にはオリジナルに崩された文字であり、その文字で描いた本人の名前を表現しています。文字を描いているためグラフィティの行為者は「グラフィティライター(writer)」と呼ばれます。

グラフィティでは本人の名前を描いていると言いましたがもちろん本名ではありません、ここで使われる名前がグラフィティライターそれぞれが持つ名前、ライターネームと言います。
このことに触れている記事があまりに少ないのですが、グラフィティは基本的に名前です。街にそれぞれのグラフィティライターの名前があふれていると思うと少し面白いですよね!

グラフィティの目的は?なぜ落書きするの?

それではなぜグラフィティライターは自身の名前をグラフィティとして街に残すのか、その目的について解説していきます。
薄々気付いていると思いますがグラフィティは違法です。見つかればもちろん捕まります。ではなぜ彼らはそのリスクを背負いながらも何の報酬も無いグラフィティをするのでしょうか。

結論から言うと、曖昧な表現になってしまい申し訳ないのですが人それぞれだと考えます。
と言うか、本当にそうとしか言いようがありません。グラフィティライターはこの記事の読者さんが思っている以上に沢山いて、それぞれがそれぞれの美学を持ってグラフィティを行っています。そんなグラフィティライターさんのグラフィティにおける美学をただのファンの自分が勝手に結論づけることは出来ません!!!と言うことでここからは僕が考える考察を少しばかり紹介していきます。

グラフィティライターさんの中にはグラフィティをゲームに例える方がいます。通行人の目を盗み、自身の名前をどれだけ多くそして「ヤバい」ところに描くことができるのかを競うことをゲームに例えます。
少し理解が追い付かない方もいると思いますので詳しく解説します。

よくある勘違いなのですが、グラフィティをあまり知らない人はバンクシーの印象に引っ張られ「グラフィティには何か社会風刺や政治批判などの意思があるのではないだろうか?」と考える人が多いです。あくまで僕の印象ですが、グラフィティはどちらかと言えば「描かれたものそのもの」より「描くという行為全体」に魅力があると思います。
だからこそやっぱり街を歩いていてもグラフィティそのもののカッコよさももちろんですが、数や描く場所が凄いと「カッコいい…」となります。そうなるともう街歩きが楽しくて仕方が無くなります。

ピンとこない方も多いと思うので参考までに有名グラフィティライターさんのインタビュー記事を貼っておきます。少しでも美学に触れてもらえると嬉しいです。
グラフィティの諸問題を巡る現役ライター・VERYONEとの対話

街の見方が変わる!グラフィティの魅力

ここからは僕の自己満足のパートです!笑
グラフィティの魅力は何なのかをたっぷりお伝えします!ストリートキッズならぜひ聞いてください!!!
※僕はグラフィティ自体はやったことが無いのでやる側の魅力は分からないです…。ここで紹介するのはあくまでも見るときの魅力です!

グラフィティを見ることの魅力を一言でいうならば「グラフィティライターの動きのライブ感」です!

先ほども言ったようにグラフィティはグラフィティライターの名前を描いたものです。つまりグラフィティを見てそれが誰が描いたグラフィティなのかが分かるようになるとグラフィティを見るのが一気に楽しくなります。
「うわ、〇〇さんめっちゃやばいとこに描いてる…。」や「最近この人凄い数描いてるなあ」とか、街の見方が本当に変わります。
グラフィティは新たに描かれたり消されたりの繰り返しです。そうやって変わっていく壁の様子から街の移ろいを感じることも出来ます。

それに加え、グラフィティが活発な東京付近や大阪付近、名古屋、福岡などであればグラフィティライターさんが常に動いているので街に出る度に新しいグラフィティを見つけることができます。前なかった場所にグラフィティがあったりするとライブ感があり超テンション上がります!
言葉では説明できない面白さがあるので、少し勉強しないといけませんがぜひグラフィティ調べてみてくださいね!

グラフィティの種類

グラフィティと言えどいくつか種類があります。
ここではざっくり3種類のグラフィティを紹介します。ちなみに全て名前を描いています。

タグ(タギング)

まずはタグです。マーカーやペンなどで描かれた殴り書きのようなグラフィティになります。
街で最もよく見るグラフィティかもしれません。最も素早く描くことができるため街中ではタグを描くライターさんが多いです。

スローアップ

続いてスローアップです。タグより描くのに時間を要する中塗りの太いグラフィティになります。
個人的に最も好きな種類です。タグより断然時間がかかるのですが、だからこそこのスローアップが街中のヤバい場所にあると感動します。形や文字の崩し方もグラフィティライターさんそれぞれのオリジナリティがあり個性を感じられます。

素早く描く際は中塗りをしない場合もあります。
写真をお見せしたかったのですが、勝手に自分が載せるのもどうかとおもったので気になる方はスローアップで検索してみてください。

ピース(マスターピース)

最後にピースです。最も時間がかかり、そしてビジュアルとして完成されたグラフィティです。
時間もかなりかかるので街中で描くことはほぼ100%不可能です。基本的には人がめったに来ない橋の橋脚や、廃墟の中、田舎の山奥のトンネルなどで描かれることが多いです。時間がかかるため人の目のつかない所でしか描けないんですね。
たまにピースに対して「こんなに綺麗なのであれば落書きじゃないから街に描いていいのに」とか言う人がいるのですが、街中で描けないから人目つかないとこで描いてんだよあほかって思ってしまいます。

まとめ!法律とグラフィティ

かなりマニアックにグラフィティを紹介してきました。
グラフィティに関する記事はあるのですが実際の意味や目的に触れている記事が全く見当たらなかったので、少しですが自分の方で考察してみました。

もちろん僕はあくまでグラフィティのファンであって、描いていないのでグラフィティカルチャーについての発言権はありません。あくまでマニアの1つの楽しみ方として見てくれればうれしいです。

最後に、よく言われるグラフィティと法律の話を軽くします。グラフィティはもちろん犯罪です。違法行為を肯定するつもりはもちろんありませんし、グラフィティを合法化してほしいとも1つも思っていません。しかしグラフィティにとって違法であるということは1つの面でしかないと僕は思います。それ以上にカルチャーとしての奥深さやそのコミュニティの特殊さなど多くの可能性を秘めています。こんなに魅力的なカルチャーを「犯罪だから」の一言で片づけるのは少し悲しい気がします。
それに多くのグラフィティライターは「個人の持ち物には描かない」と信条を持っている方が多いです。どんなカルチャーも色々な面を持ち合わせています。自分の足で少し踏み込んで触れて考えてみることで視野は広がるかもしれませんね。

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